2024/1/20(土)に鷲ヶ岳スキー場で開催された「密脚でコブを滑ろう!」レッスンのレポートをお届けします。
日付:2024/1/20
クラス:中級1
テーマ:密脚でコブを滑ろう!外足荷重と内脚抜重担当の松谷より
不安定なコブ斜面の中で安定して滑る為にはスタンスを狭くする必要がありますが、スタンスを狭くしても、的確に外足荷重と内脚抜重をする事がとても大切です。
まず的確な外足荷重として一本脚で上手くバランスをとり滑れることが重要です。
一本脚で滑れれば反対の脚を軽く添える(雪面にソフトタッチ)だけでいいですよね。
練習として内足リフト、ジャベリンターンがとても良いと思います。
特にジャベリンターンは持ち上げてるスキーの方向で身体の進行方向が明確になり、減速やターンにとって、とても大切な迎え角を教えてくれます。
慣れてきたら外傾(脇腹の収縮)をさらに増やして、安定感のある一本脚を習得してくださいね。
また、一本脚の安定感が増すということは、外足荷重がより正確に出来ていると言うことです。
徐々に内足リフトの量を減らしていきましょう。
内脚抜重は内足を持ち上げる意識から、だんだん股関節を意識してバランスを取っていくと良いです。
練習ドリルとしては逆ハの字ピボットや、
内脚をどかすハンズオンニーで内脚の動かし方を習得しましょう。
感覚はそれぞれありますが、内脚の股関節だけをターンの内側に残して、あと全部は反対側へ移動していく感じです。
あくまでも個人的な感覚なので、じっくり、ゆっくり、それぞれのバランスの変化を感じて見て下さい。
今日はマンツーマンでしたので、気になるところの集中トレーニングをしました。
出来ない事が出来る様になる為には、大きく捻ったり、大きく伸びたり、ためらわず動くことが大切だと思います。
そもそも関節や筋肉がその動かし方を知らなければ、コブで再現することはできません。
地味な練習が多かったと思いますが、ピボットには大半の事が詰まっていますので、沢山練習してください。
コブでも整地で練習した成果が見えてましたよ。
次のステップに進む “何か” も自身の中で、少し感じられた様で良かったです。
密脚の練習をすることは、ただ単に、膝やブーツをくっつけて滑るという事ではなく、安定したコブ滑走に必要な要素がたくさん詰まっています。
だからこそ、安定して滑れている人は密脚なのかもしれませんね。
スキーがバラけてしまう方は、何かが不足していますので、そんな方は密脚レッスンをぜひ一度受講されてみてください。
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