2025.2.2 鷲ヶ岳
担当:奥谷
クラス:初級1.2
テーマ:ピボット
切り替えてから腰の下でスキーをブーツ中心に回してターンさせてあげることで、スキーが遠回りせずに、近回りでターン出来ますね。
コブでは特に近回りでターンをまた小さな弧で有れば有る程有利です。ピッチの小さなコブでも対応させていくためです。
ピボットは、この小さな弧で近回りを実現させてくれます。
まずは基本の良い姿勢。
しっかりと足首が入って(後ろに引かれて)脛がブーツのタングを押しているブーツと腰(お尻)の位置関係。
そこに股関節をたたむ感じで曲げて、上半身の前傾を効かせる。
この時上半身はみぞおちでスキートップを押さえるイメージが良いですね。
かなり前に感じるかも知れませんが、それでオッケーです。
その状態から谷脚スキーに外向をとると、谷脚スキー側から見てブーツ、腰、頭が一直線に並んで来ます。
このポジションが、横滑りの際のポジションになりますね。
このポジションを意識して、横滑りから重さを谷脚スキーに乗せながら停止。
横滑りの時は、谷脚、山脚スキーの前後差はしっかりと取って大丈夫ですが、止まるときに、山脚スキーを谷脚スキーにピタッと合わせる動き。
私は納めると言ってますが、この納めるが出来ればもうピボットは8割成功です。
そこからエッジ開放してトップがおちだしたら、近回りで谷脚スキーに乗ってターンして止まる。
これでピボットは完成です。
ピボットの精度を上げるために、ツイスト、ストックゲートドリルなども取り入れてみましょう。
▼ツイスト
▼ストックゲートドリル
また後傾でも内倒でも上手く出来ないので、それを直してくれる、山脚スキーピボット。
▼山足ピボット
これらのドリルは、ピボットの精度、コブの滑りの上達、だけではなく、スキーそのものの上達に繋がりますので、頑張って練習して身に付けて下さいね。
本日もレッスンにご参加して下さって、有り難うございました。
また一緒に練習して下さいね。 満
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