日付:2024/1/27
クラス:中級1
テーマ:密脚でコブを滑ろう!外足荷重と内脚抜重
担当:松谷不安定なコブ斜面の中で安定して滑る為には、バランスを崩されにくいスタンスをとることが大切です。
二本脚でバラバラに立つより、二本脚を束ねて立つ方がより強くなりますし、コブから受ける力にも耐えやすく、また、素早い切り替えが可能になります。
二本の脚を束ねるといっても、ただ束ねて終わりでは無いですよ。
大切な感覚は左右の股関節の締まり感です。
太ももと骨盤回りつなぎ目の締まりが重要です。
言葉に書くと意味不明ですが、皆さんもこの感覚とっくにご存知ですよ。
答えはハの字です。
スキーを始めた頃は、この方法でないと滑れなかったので、仕方なくだったと思いますが、初歩の指導には上達しても忘れてはいけない大切なことが沢山詰まっています。
ハの字でもまっすぐ滑るから、体重を左右に移動したり、傾いたりして外脚荷重を増やして、重さの乗せ替えをしてターンやストップをしてきました。
今日は、昔を思い出してハの字から始めてみ゙ました。ハの字と言ってもスキー上級者のハの字でコブバージョンです。角付は自然のまま、荷重は左右のウエイトシフトや傾きよるものだけ!
自分から雪に出力する様な力のかけ方は、あまり必要ではありません。
頑張るのはスキーの面での回旋です。丸いコブの膨らみの頭に撫で上がる様な優しく鋭い回旋を目指します!
ハの字で身体を下にまっすぐ向けて左右にウエイトシフトする。股関節にウエイトを着陸させるような意識で外脚捉えて滑りました。
またハの字でもしっかりウエイトシフトして回旋したら、ターンの外へ放り出される様な感覚。これがパラレルスタンスでできれば逆捻りの完成ですね。
もう1つの大切なドリル。ジャベリンターン!
片足一本脚で立ち、持ち上げたスキーは交差することで両股関節を内側に締める様な感覚も得られます。
始めは片足一本で立つのが精一杯だと思いますが、安定してきたら交差してるスキーの角度(身体を進めたい方向)を深くして、股関節を締めるっ!
回旋Maxにチャレンジして見て下さい。
究極に狭いスタンスの中でも、小さな小さなハの字がありスタンスには現れませんが、その小さな小さなハの字は、股関節の感覚の中に潜んでるかも知れませんよ。
コブの中では意識できるのは1つくらいです。
なかなか難しいですが、皆さんだんだん良くなってきたと思います。
全体には左の外足荷重が不足しているように見えました。
股関節の締めで回旋Max!
ストップ動作で外足荷重を強めてコブ滑走を楽しんで下さいね。
- 鷲ヶ岳レッスンレポート
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